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九能ワインズ ガーベラ 2019
ヴィオニエが主役のオレンジワイン。同日に収穫され、ヴィオニエは除梗して圧搾、PGを全房のまま加え野生酵母による混醸&約2週間のスキンコンタクト。オーク樽(古樽)へとプレス、10ヶ月熟成。ノンフィルター、清澄剤不使用、酸化防止剤無添加。熟したリンゴやバナナに果皮に由来する苦みと渋みが絶妙なアクセントに。
ヴィオニエ90%、ピノ・グリ10%
Alc :11.5%
九能ワインズ
期待の日本人若手醸造家 Yuki Nakano / 中野 雄揮氏によるワインプロジェクト。中野氏は京都府相楽郡精華町出身。
(生まれは奈良とのこと)大学時代の留学で訪れたオーストラリアでワインに触れる。大学卒業後、大阪のフレンチ、イタリアンでソムリエとして勤務する傍ら 2015 年からワイン醸造をスタート。醸造に携わったワイナリーは、2015 年 - イタリアのトスカーナ、キャンティクラシコ地区の Poggio Scalette、2016 年 - オーストラリアのバロッサバレー SmallfryWines、ニュージーランドのマーティンボロ Don&Kindeli Wines、日本 山形県南陽市新田の Grape Republic、2017 年 -Smallfry, Don&Kindeli, Grape Republic で引き続きワインメーカーとして勤務。2017 年にはオーストラリアから自身のブランド「九能ワインズ」にてワインをリリースしました。
数字の九に能面の能で九能(クノウ)と読み、九能は中野さんの母方の祖父母の苗字で日本国内でも数世帯しかなく将来消滅する可能性があることを聞かされて育ったそう。九能の名をワインのレーベルとして形に残したい気持ちでスタートしたという Kunoh Wines プロジェクトはオーストラリアのバロッサ、日本の宮城県からもワインが不定期にリリースされてきました
が、現在本拠地はニュージーランドのネルソンに定まっています。
日々の暮らしから「滲み出る何か」とその土地のキャラクターを、中野さん自身の解釈で亜硫酸無添加という形でワイン醸造し表現していくプロジェクト。