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ミーシャズ ピノ・ノワール “カンタータ”
オーナーであるミーシャさんのお母様がオペラ歌手だったことから、ワインには全て音楽・劇場に関する名前が付けられています。「カンタータ」と名付けられたこのワインは、独唱や合唱など様々な歌から成る交声曲のように、単調な味わいではなく複雑さを感じられるワイン、という意味が込められています。甘いお花のようなアロマ、ラズベリー、コーヒーやスパイス、チョコレート、熟したプラムのような味わい。やわらかなタンニンと心地良い余韻が続くミディアムボディの味わいです。
自社畑のぶどうを手摘収穫。一晩冷却し翌日に破砕、5~7日間低温浸漬後、オープントップの開放タンクで天然酵母で発酵。1日に3回櫂入れを行いました。24日間皮と共にマセラシオン後、1~2日タンクで落ち着かせ、300リットルのフレンチオークの小樽に移しマロラクティック発酵(24%新樽)。春に樽からタンクに移し濾過後、瓶詰。
生産者:Misha's Vineyard
生産国:ニュージーランド
産地:セントラルオタゴ
ヴィンヤード:自社畑
葡萄品種:ピノ・ノワール
アルコール度数:14%
【Misha's Vineyard】
「いつか自分たちでワインを造りたい」彼らは休暇のたびに世界中のワイン産地を訪ね、ぶどう栽培やワイン醸造について多くの事を学びました。そして2001年、彼らはついにワイン造りに取り組む決意をしました。冷涼な土地でエレガントなピノ・ノワールを造りたいと考えていた彼らには、畑の場所はセントラル・オタゴ以外に思い浮かびませんでした。2年間にわたってセントラル・オタゴ中をくまなく探し回り、彼らは最高の場所を見つけました – ベンディゴ・ステーションにある、ダンスタン湖を望む急峻な斜面 – 100年以上も前、そこがゴールド・ラッシュに沸いた頃の遺構が残る場所は、その時から彼らにとって新たな「黄金」を生み出す場所になったのです。2008年が初リリースとなった彼らのワインは、多くのワインジャーナリスト達などから注目を集め、早くも高い評価を得ています。ニュージーランドの「マスター・オブ・ワイン」、ボブ・キャンベルは「ドレス・サークル」ピノ・グリ2008に95ポイントを与え、「ザ・ギャラリー」ゲヴリュツトラミナーはエア・ニュージーランド・アワードでゴールドメダルを獲得しました。
彼らは言います「ここまで長い旅だった。だがワイン造りに関して言えば、まだ始まったばかりだ」と。彼らのあくなき挑戦は、まだまだ続きます。